学科 グラフィックデザイン基礎⑨

-本日のアジェンダ-

1限目
学科 グラフィックデザイン基礎⑨
カラー

2限目
学科 グラフィックデザイン基礎⑨
スウォッチパネルやスポイト

3限目
学科 グラフィックデザイン基礎⑨
グラデーション

4限目
学科 グラフィックデザイン基礎⑨
色を入れてみましょう

5限目
学科 グラフィックデザイン基礎⑨
本日のまとめ

本日のテーマ

色についてです。

本日の基本操作 (Ps Ai共通)

  • カラー
  • スウォッチパネル
  • スポイト
  • CMYKとRGB
  • グラデーションパネル(Ps Ai共通)
  • グラデーションツール(Ai)
  • フリーグラデーション(Ai)

カラー

オブジェクトにカラーを適用する作業は、Illustrator ではよく行われる作業で、ある程度のカラーモデルとカラーモードに関する知識を必要とします。オブジェクトにカラーを適用するときは、最終的に出力する媒体に合わせて、適切なカラーモデルとカラー設定を使用する必要があります。Illustrator では、スウォッチパネル、カラーガイドパネル、カラーを編集/オブジェクトを再配色ダイアログボックスなどを使用して、簡単にカラーを試作したり適用したりすることができます。

Photoshop では、ペイント、塗りつぶしおよび選択範囲の境界線の描画には描画色が使用され、消去された領域やグラデーションには背景色が使用されます。描画色と背景色は、他の特殊効果フィルターにも使用されます。
スポイトツール、カラーパネル、スウォッチパネルまたは Adobe カラーピッカーを使用して、新しい描画色や背景色を指定することができます。

参考サイト(Ai)

参考サイト(Ps)

スウォッチパネル

スウォッチパネルには、カラー・グラデーション・パターンの3種類を登録することができます。自分で作ったスウォッチも登録できるのでうまく使いこなしましょう。

参考サイト(Ai)

参考サイト(Ps)

スポイトツール

llustratorとPhotoshopにはカーソルを合わせた部分の色情報を抽出する. 「スポイトツール」という便利機能があります。

参考サイト(Ai)

参考サイト(Ps)

CMYKとRGB

RGBカラーは、光の三原色「R(赤)・G(緑)・B(青)」のことです。
PCのモニターやデジカメ、スキャナなどは、このRGBカラーで色が表現されています。これらは混ぜれば混ぜるほど色が明るくなり、白色に近づいていくため『加法混色』と言われています。

CMYカラーは、色料の三原色「C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)」のことです。これらは混ぜれば混ぜるほど色が暗くなり、理論上は黒色に近づいていくため『減法混色』と言われています。理論上と書いたのには訳があり、実際にはどんどん濁った灰色になっていくのですが、一般的にイメージする『黒色』にはなってくれません。 プロセスカラー印刷では、黒の部分を引き締めるために、シアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)にブラック(K)のインキを加えた4色(プロセスカラー)でフルカラーを表現しています。

参考サイト

グラデーション(Ps)

PCの頼もしい便利なツールのひとつにグラデーションがあります。 お気に入りのグラデーションファイルを一度インストールしておけば、いつでもボタン作成やデザインの背景なども簡単に仕上げることができます。

参考サイト

ワンポイントアドバイス

グラデーションは陰影ならさりげなく
柄として使うなら大胆に作成してみましょう。

グラデーションパネル・グラデーションツール(Ai)

グラデーションツールまたはグラデーションパネルを使用してグラデーションを作成または変更できます。アートワークで直接グラデーションを作成または変更し、変更内容をリアルタイムで表示するには、グラデーションツールを使用します。

■グラデーションパネル
※「ウィンドウ」>「グラデーション」にあります。
■グラデーションツール
※ツール群の中にあります。

参考サイト

引き続きの基本操作(Ps Ai共通)

  • 文字ツール
  • 文字パネル
  • 字形パネル
  • 段落
  • 配置
  • 手のひらツール
  • パペットワープ

文字ツールとは?

「文字ツール」. 名前の通り、文字を入力するツールです。 文字ツールでの入力方法は、大きく分けて2種類あります 。

ポイント文字の入力

文字ツールで、画面の好きなところをクリックすると、カーソル(Iビーム)が表示されます。
そのまま、文字を入力すれば、クリックした部分を先頭に文字が入力されていきます。
大変便利なのですが、長い文章を入力する際に、用紙の端まで文章が来ても、自動的に折り返しが行われず、用紙の外側まで飛び出してしまいます。

エリア文字の入力

一定の幅で文章を折り返したい場合は、エリア文字を使います。
文字ツールで、画面内を斜めにドラッグすると、文字を入力するためのテキストエリアが出来上がります。
文字を入力していくと、エリアの端で文章が自動的に折り返されます。
文章がボックスからあふれると、ボックス右下に赤いマークが表示され、あふれた分は非表示になります。
この場合、ボックスの高さを広げてあげることで、文字を収めることができます。

ポイント文字とエリア文字の切り替え

ポイントテキストで文字を入力した場合でも、強制的にEnterキーやReturnキーを使って改行を入れることができます。

参考サイト(Ai)

参考サイト(Ps)

文字パネルとは?

文字を入力する前にテキスト属性を設定したり、属性をリセットして、テキストレイヤーにおける選択した文字の表示形式を変更することもできます。個々の文字に書式を設定するには、それらの文字を選択します。テキストレイヤー内の 1 文字、一定範囲の文字、またはすべての文字を選択できます。

参考サイト(Ai)

参考サイト(Ps)

字形パネルとは?

字形パネル(書式/字形または、ウィンドウ/書式/字形)を使用すると、あるフォントの字形を表示したり、特定の字形をドキュメントに挿入したりできます。

参考サイト(Ai)

参考サイト(Ps)

段落とは?

行揃えの指定、単語、文字、段落間隔の調整、段落のインデント、ハイフネーションの調整などを行うことができます。

参考サイト(Ai)

参考サイト(Ps)

配置について

Illustratorで画像を配置するにはリンク配置と埋め込み配置の2種類があります。

リンク配置

『リンク配置』とは、画像をIllustrator上にPhotoshopなどの別のアプリケーションで作成したファイルを参照し、Illustrator内に画像の情報を持たせずに『プレビュー』で表示させる配置方法です。
『リンク配置』では、画像の情報は外部リンクなのでイラレのファイルサイズは小さくて済みます。
そのため作業環境にかかる負担が少なく、効率的に作業を行うことが出来ます。
リンクした画像が変更された場合には、その変更を反映させるかを選択することも出来ます。

埋め込み配置

『埋め込み配置』とは、Illustratorに画像の情報を直接持たせ、他のアプリケーションに依存せずに画像を表示させる配置方法です。
『埋め込み配置』では、画像の情報はIllustrator内にあるので、その分ファイルサイズは大きくなりますが、他のファイルに依存しないため、ファイルの管理が楽です。
データ入稿や転送の際に、リンク切れの心配も無くなります。
また、配置画像の形式によっては、オブジェクトを保持したまま埋め込むことで、Illustratorでも画像を個別に編集することも出来ます。

参考サイト

手のひらツールとは?

手のひらツールは、画像ウィンドウにスクロールバーが表示されている場合、その表示されている位置をドラッグしてずらすことができます。 また、使用しているパソコンにOpenGL機能がある場合は、画像ウィンドウ内の画像をフリックして移動させることができます。

参考サイト

パペットワープ(Illustrator)

パペットワープの機能はPhotoshopやAfterEffectsではおなじみの機能となりますが、ついにIllustratorにも搭載されました。もともとパペットとは「人形」の意味で、ワープは「歪み」となり、主に人や動物など、関節の可動を再現する変形に使用すると便利なツールになります。何かの軸を起点に歪みや回転を適用させる変形に非常に便利ですので、その使い方をご紹介します。

参考サイト

パペットワープ(Photoshop)

加工で写真のポーズを自由に変えたい人必見。Photoshop cs5で実装された「パペットワープ」で簡単にポーズが変えられます!座っている人が立ったり、ジャンプしたり。自由に動かして、写真の人物を元気に動き回らせることもできます。

参考サイト

Illustratorの基本操作

  • ペンツール
  • リフレクトツールと回転ツール
  • 曲線ツール
  • ハサミツール
  • 変形の繰り返し「Ctrl+D」
  • 新規作成・開く
  • アートボード
  • 選択ツール
  • 長方形ツール
  • 楕円形ツール
  • 多角形ツール
  • スターツール
  • パスファインダー(合体・型抜き・交差)
  • プロパティパネル
  • ズームツール
  • 保存(ai)・別名で保存(pdf)
  • 塗りと線
  • ダイレクト選択ツール
  • パス「アンカーポイント」「ハンドル」「セグメント」
  • アンカーポイント切り替えツール
  • シェイプ形成ツール
  • レイヤーパネル

ワンポイントアドバイス

新規ファイルを作成したらまず「保存」をしましょう。
Windows版
 保存:「Ctrl」+「S」
  別名で保存 :「Shift」「Ctrl」+「S」
  Web用に保存(従来): 「Alt」「Shift」「Ctrl」+「S」

Photoshopの基本操作

  • 選択範囲
  • レイヤーパネル
  • クリッピングマスク
  • ブラシツール
  • 描画色と背景色
  • ファイルの移動とコピー
  • 切り抜きツール
  • 自由変形(ctrl + T)
  • Web用に保存(従来)
  • スマートオブジェクト(レイヤーをラスタライズ)
  • カンバスサイズ
  • 画像解像度

色調補正について

  • 明るさ・コントラスト
  • レベル補正
  • トーンカーブ
  • 色相・彩度
  • カラーバランス
  • 白黒
  • アンシャープマスク
  • クリッピングマスク
  • 調整レイヤー
  • ヒストリーパネル

写真加工のおすすめルール
(非破壊データで作業しましょう)

「ファイルから開く(加工したい写真を取り込む)」⇒
「レイヤーパネルで複製」⇒
「右クリックでスマートオブジェクトに変換」⇒
「背景のレイヤーを非表示」⇒
「保存」

おススメの色調補正の手順

1.明るさ・コントラスト
(素材写真の明るさを調整し、コントラストをくっきりさせる)
2.レベル補正やトーンカーブ
(素材写真の一番黒い箇所と白い箇所を設定する)
3.色相・彩度やカラーバランスや白黒
(素材写真の色味を変更する)
4.アンシャープマスクで仕上げ
※部分的に調整する場合は、レイヤーマスク(選択範囲)を併用。

レタッチについて

  • パッチツール
  • コピースタンプツール
  • スポット修復ブラシツール
  • 修復ブラシツール
  • コンテンツに応じた移動ツール
  • ぼかしツール
  • シャープツール
  • 指先ツール
  • 覆い焼きツール
  • 焼き込みツール

本日の課題

イラストと写真を合わせた作品を作成し、文字を入れてください。
更に思うままに色を入れてください。
出来たものは、pdfのデータ形式(最小ファイルサイズ)でドロップボックスにUPしてください。
※ネット上の写真には権利がありますので、あくまでも課題用として取り扱ってください。