-本日のアジェンダ-
1限目
実技 写真合成・補正加工実習⑤
ストーリーの考え方
2限目
実技 写真合成・補正加工実習⑤
レイアウトデザインについて
3限目
実技 写真合成・補正加工実習⑤
文字デザインについて
4限目
実技 写真合成・補正加工実習⑤
配色デザインについて
5限目
実技 写真合成・補正加工実習⑤
ブラッシュアップについて
本日のテーマ
デザインの言語化をするには?
デザインの言語化を考える
商業デザインという業務において一番重要なのは、どう「具現化」するです。
そして、その「具現化」のズレの理由を解析する為に「レイアウトデザイン」
「文字デザイン」「配色デザイン」の3点に分けて解析・分析し、デザインを言語化出来るように考えてみましょう。
また「ポートフォリオ」の作品で何を伝えなければならないのか?
それは、「デザインの理由」です。
どうして、このデザインになったのか?を言葉(文面)で具現化する。そして、実際の商業デザインというお仕事では、依頼内容を「具現化」する能力が「デザイン」が出来る能力として評価されお仕事となります。
【究極のポイント!】
レイアウトデザイン ⇒ 気にならない(気にさせない)
文字デザイン ⇒ 違和感を無くす(それっぽい)
配色デザイン ⇒ 色の意識はさせない(メッセージの邪魔をしない)
【レイアウトデザイン 】
見やすいレイアウト、わかりやすいレイアウトを作るときの重要なポイントは、ただ闇雲に文字や絵を配置するのではなく、発表者の頭の中にある「ロジック」や「事柄と事柄の関係性」に即して文字や絵を配置することです。関係性の強いもの同士は、近くに配置したり、同じ色を使ったり、線で結んだり、大切な事項を目立つ色にしたり、目立つ場所においたり、という簡単なことです。「理論やストーリーをレイアウトする」ことが大切であるということを忘れないでください。
【文字デザイン 】
文字や文章の「読みやすさ」は、可読性、視認性、判読性という3つの要素から成ります。「可読性」とは文章が読みやすいか、「視認性」とはパッと見た瞬間の認識しやすさ、「判読性」とは誤読がないか、という指標です。書体(≒フォント)の種類や文字のサイズを変えたり、行間や字間を調節することで、これらの要素を高めることができます。ただし、どの要素を優先させるかは資料の目的や状況によって変わります。プレゼンのPowerPointsスライドなどでは視認性と判読性を、申請書などのWord文書などでは可読性を重視します。
■おまけ
タイポグラフィ(英: typography)は、活字(あるいは一定の文字の形状を複製し反復使用して印刷するための媒体)を用い、それを適切に配列することで、印刷物における文字の体裁を整える技芸である。
【配色デザイン】
スライドやポスターには「色」を欠かすことができません。白黒の単調なものよりも、いくつかの色を使ったものの方が魅力的ですし、理解を助けてくれることもしばしばあります。ですが、適当に色を選んだり、むやみにたくさんの色を使うことはよくありません。色の正しい使い方を覚えておくと、快適で見やすい発表資料ができます。
【補足】3色の比率は70:25:5を意識してみましょう。
色数が増えるほどバランスを取るのが難しくなるので、色数は3色程度に制限したほうがいいでしょう。
相性の良い色を組み合わせても、色の配分がおかしかったり、無計画にたくさんの色を使用するとデザイン自体がまとまりのない印象を与えることになります。配色のコツは、色数を絞り使う色の割合をきちんと決めることです。